写経やってみた
こんにちは、氷りすです。
ここ2ヶ月ほど、ちょっと変わったトレーニングを続けています。
それは「ブログ写経」という練習法です。
写経といえば「お経を書くこと?」と思う人も多いかもしれません。
でもここでいう写経は、仏教のお経ではなく、上級ブロガーさんの記事をそのまま手で打ち写す作業のことです。
なぜブログ写経をやろうと思ったのか?
きっかけは、「自分の文章にイマイチ自信が持てなかった」ことでした。
ブログを続けていく中で、
- タイピングが遅い
- 言葉のつなぎ方がぎこちない
- 文章全体のリズムが単調
こんな悩みをずっと抱えていたんです。
そんな時に、「写経は文章の筋トレになる」と聞き、半信半疑で始めました。
目的はシンプルで、
- タイピング速度を上げたい
- 上手い人の文章のリズムや言葉選びを体に染み込ませたい
やってみてわかった効果
実際に2ヶ月ほど続けてみたら、想像以上に効果を感じています。
- タイピング速度が約1.5倍にアップ 最初は指が追いつかず、ミスタイプも多かったのですが、毎日少しずつ慣れていきました。
- 文章の言い回しや語尾のクセが自然と身につく 「こういう時はこのフレーズを使うんだ」と、体で覚える感覚があります。
- “文章の勘”が鍛えられる 「あ、この書き方ならもっと読みやすいな」という直感が働くようになりました。
この“勘”は、単に文章術の本を読んだだけではなかなか身につかないものです。
まさに、実践で鍛える感覚ですね。
AI時代でも「自分の言葉」が武器になる
今はAIを使って記事を作ることもできますし、僕も活用しています。
ただ、AI任せにしてしまうと、自分の文章力はなかなか伸びません。
AIはあくまで補助。
自分の言葉で読者に伝える力があれば、AIを使うときもアウトプットの質が格段に上がります。
ブログ写経は、その“土台の文章力”をじわじわ鍛えてくれるトレーニングなんです。
ブログ写経のやり方
- 好きなブロガーさんの記事を選ぶ 読んでいて「この人の文章、好きだな」と思える記事がベストです。
- 一字一句まるごと打ち写す 途中で自分なりの言葉に変えたりせず、完全コピーします。
- 終わったら読み返して気づきをメモ 「こういうつなぎ方は使える」「この表現は自分らしくない」など、発見を書き留めておきます
これを続けていくと、自分の文章の中に少しずつ“憧れの文章のエッセンス”が混ざっていくのを感じます。
続けるコツと注意点
- 1回あたりの時間は15〜30分程度でOK
- 最初から長文は選ばない(1000〜1500文字程度が目安)
- 著作権のある文章をネットに公開しない(あくまで練習用にとどめる)
続けるためには、「今日は少しだけやる」という軽い気持ちが大事です。
僕も最初は1日10分から始めました。
やっていて感じた変化
正直、始めた頃は単調で退屈に感じる日もありました。
でも続けていくと、自分のブログ記事を書いたときに変化を実感します。
- 打ち込みが早くなり、記事作成時間が短縮
- 文章にメリハリが出て、読みやすくなった
- 書く前から記事全体の流れをイメージできるようになった
これらはすべて、写経を通じて“文章の型”が少しずつ体に染み込んだ結果だと思っています。
まとめ
ブログは書けば書くほど上達しますが、
「真似る → 染み込ませる → 自分の型にする」
この流れはとても効率的です。
地味だけど確実に力がつく練習法、ブログ写経。
文章力を上げたい方は、ぜひ一度試してみてください。
ではまた。
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